dadadiary

吹奏楽、旅行が好き。

松陽高校吹奏楽部特別演奏会へ行きました。

10月20日全日本吹奏楽コンクール高校の部が開催されました。毎年、県大会、支部大会、全国大会と結果をチェックしつつ実際に演奏を聴きに行ったり見たりしている身からすると、1年の楽しみが、今年の夏が終わった感じがします。スポーツでいうシーズンが終わったということでしょう。

 

今年は九州代表として13年ぶりに鹿児島県立松陽高等学校吹奏楽が全国大会への駒を進めました。自由曲はバルトーク作曲の「中国の不思議な役人」ですね。

 

松陽高校吹奏楽部とは自分は県大会やその他の演奏会で同じホールで演奏をしたことがあり、割と昔から聴いている学校でした。自分が3年生のときの松陽高校の自由曲はR.シュトラウスサロメでしたね。

 

そんな松陽高校の全国大会出場記念特別演奏会に行って参りました。

 

f:id:DenD:20191022172519j:imageコンクールの2日後です。忙しいですね。

 

ちなみに県大会と8月末に開催されたサマーコンサートで2回松陽高校の役人を聴いているので、これで3回目ですね。

 

サマーコンサートの記事はこちら

https://dend.hateblo.jp/entry/2019/08/30/005433

 

今日は天皇陛下即位の礼が行われたことを祝して、團伊玖磨作曲の祝典行進曲で幕を開けました。

 

そして20日にあった全日本吹奏楽コンクールで披露した近藤悠介作曲、マーチ「エイプリルリーフ」と、バルトーク作曲、バレエ音楽中国の不思議な役人」です。

 

自分は主にこの2曲を聴きにきたので、始まる前から心臓がホップステップしていました。

 

自由曲の役人は、九州大会時のCDをずっと聴いていましたが、かなりの変化があったように思います。全体的にトロンボーンがバリバリ鳴らしていてチューバの高音も響き、クラリネットソロもソリのような迫力がありました。県大会のときとは全く違います。新しいバンドでした。

 

息つく暇もない、という表現がありますが初めてそれを体験しました。唾を飲むことさえ憚られました。

 

個人的には終盤のクラリネット、サックスが出てくるところでバスドラムを水平にして片手にマレット、もう片手に木の棒?中学校の数学の先生が板書を指したり、定規代わりに使うような長い木製の棒でバスドラムを叩くところが好きです。ドン、パチン、ドン、パチン、が緩やかなドラムのようで、新鮮でいいんですよね。

 

2人のトロンボーンがまるで1人で吹いているようにお互いのブレス部を補って交互に吹くところも、2人の音色、音量が余分なくぴったり一致していてどんなに2人で練習したのか、感嘆させられました。

 

最後の音で引っ張って溜めるとこもたまらんですな!あ〜よきかなよきかな!

 

その後は「鷲が舞うところ」やポップスステージがあり、アンコールは宝島でした。

 

来年の夏は自分が少し忙しいせいでコンクール全般には参加できませんが、来年もこの勢いで全国金を目指して欲しいですね!

あとDVD買います!