dadadiary

吹奏楽、旅行が好き。

暫定おススメ吹奏楽曲

おススメ吹奏楽曲編です。ていうかそもそもクラシックよく聴くよ!なんて人はあまり近くにいないのでおすすめはできないんですけどね。まあ人気すぎるジャンルはファンが多すぎて冷めてしまうこともあるのでニッチだからこそはまれるんですかね。

 

さて、ただおすすめ楽曲を書いていくと正直100曲は超えると思うので最近はまったorその昔はまっていた曲を5曲挙げていきたいと思います。あくまでも個人的おすすめでかつ暫定ですね。

 

・華麗なる舞曲 Claude・T・Smith

 技術的に最も難しいとされる曲と言われています。アメリカ空軍ワシントンバンドの委嘱作品として作曲されました。常に高速で、余裕で腱鞘炎になりそうな動きが多く見られます。

ちなみに自分がこの曲を知ったのは2014年全日本吹奏楽コンクール精華女子高校が演奏したときです。最後の4つの音だけ今までの高速に関わらずしっかりと置いてる感じがたまらないですね。

 

・キクロシス 中橋愛生

 最近はまっている楽曲です。冒頭のメロディーでいきなり暗い澱んだような流れがみえます。全体的になんか救われない感じがあって、しかし最後の最後に一筋の光が見えた!というストーリー性が好きです。17年の全日本吹奏楽コンクール創価グロリア吹奏楽団が演奏したキクロシスは最後の光の部分が強烈に表現されています。聴けば一発でわかると思います。トランペット1stに注目です。

 

さくらのうた 福田洋介

 この曲は吹奏楽関係者なら知っている人も多いはずです。2012年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰですね。ただ、課題曲はその年に多く演奏された後はあまりコンサートなどでは演奏されない傾向にあり(もちろんコンクールでも自由曲として選ばれることもほとんど無いでしょう)、それが残念でなりません。いつか生で聴けるときがくるのでしょうか...

保科洋作曲の1987年度課題曲「風紋」の原典版など今でもたまに演奏されるものもありますね。

同じく12年度課題曲Ⅲ「吹奏楽のための綺想曲「じゅげむ」」は「じゅげむじゅげむごこうのすりきれ...」を曲にのせて歌うことができておもしろいです。今年度の課題曲Ⅰ「「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲」も歌える仕様になってるんですかね。

 

・太陽への讃歌ー大地の鼓動 八木澤教司

 高校2年生の時の期末テスト中に頭の中でずっと流れてました。ちょうど中盤あたりで低音楽器によるメロディーがあるのですが、それがまさに大地の鼓動を表している感じがします。そうするとホルンが太陽を表しているのでしょうか。

個人的に好きな曲に共通することとして低音が目立つことなんですかね。同じ八木澤先生の作品として「エディソンの光」でもちょいちょい高音の裏で低音が「ばらばらばらばらばらばら」って下から叩いてくる感じとか、「ペルセウス」でも低音が下で暴れていて楽しいですよね。「ファクセラ」の冒頭なんて反則です。あっ、「「光の射す道へ」~ぬくもりの在処」も(略)

 

交響曲第5番「革命」より第4楽章 D.Shostakovich

 5曲目、何にするか迷いましたがこの曲にしました。この曲が好きというか、ブリヂストン吹奏楽団久留米が好きなのか、どっちなんでしょうね。初めてブリヂストン吹奏楽団久留米の演奏を生で聴いたのは「バレエ組曲火の鳥」より(1919年版)」でしたが、これまた冒頭のチューバの高音に惚れてブリヂストン吹奏楽団久留米をチェックするようになりました。指揮者の冨田篤さん、かっこいいですよね。

この曲は最初のティンパニを封切りに、全楽器が一斉にこちらへ向かって行進してきます。「革命」以外の曲名は付けられない楽曲ですね。

 

以上、おすすめ吹奏楽曲5曲でした。5曲に絞るとなると選び方が難しいんです、この記事を書き終わるのに1時間半かかりました。

少しでも吹奏楽に興味をもつ人が増えてくれたらな、と思うばかりです。