dadadiary

吹奏楽、旅行が好き。

実験 〜進捗は0〜

 現在絶賛工学部中なので週に1回基礎実験をしたりします。

 

先週から続いてモーターの速度制御の実験をしているのですが、回路図をもとにブラッドボード上に抵抗、コンデンサオペアンプ、コンパレータを使った回路を組み上げてファンクションジェネレータで波形を入れてもオシロはかつてそこを蛇行した川が流れていた等高線のような歪な波形しか示しません。

 

そこで回路を組み直していると、ブラッドボード上から仄かな淡い白色の煙が立ち上ってきました。

 

いや、風情のある煙でしたね。ちょうど風呂釜に直結して屋外へと伸びている煙突からもくもくと立ち昇る湯煙のような優しい、煙でした。

 

f:id:DenD:20191027001339p:image違う、そこじゃない、煙突を見せてくれ

 

そう、要するにショート(短絡)したのです。

 

ショートとは、例えば乾電池だとプラスとマイナスを導線で直接繋いじゃうことです。そうするとどうなるかというと設定値以上の大電流が流れてしまうので電池は壊れます。

今回はブレッドボードの縦の列にプラスとマイナスを繋いでいたのでショートし、電池のプラス部分が剥げて中から粘性の液体がこんにちはしました。

 

しかも先週にこれを2回もやらかしました。まあ機器は大学持ちなのでこちらとしては痛くも痒くもないんですけどね。

 

そして先週の反省を生かした今週は、おめでとうございます。無罪のオペアンプ2人を葬ってやりました(1A以上流れていました)。オペアンプを焼くと小学校のときに図工で使っていた水彩絵の具のような臭いがするのですね。よほど特徴的で刺激的な臭いなのか、隣の部屋にいた指導教員が「おぉ、焼けたかぁ!」みたいなテンションでやってきました。

怒られなかったのはほっとしましたがBBQで1人だけサボってて肉が焼けたら匂いに釣られて食べに来る人みたいな発言は気に食いませんでした。

 

まあ先週も今週も焼いたのは自分ではないのですけれどもね。同じ班員として注意を怠ったのは自分の非でもありますしね。

 

ということで来週発表の速度制御システムの進捗は0です。進捗報告書にはちゃんと買いてやりましたよ。

 

「直流電源の電流、電圧値を変えたところ異臭に気づいた。オペアンプは破壊。」

 

失敗は2度と繰り返したくないものですね。