無人島にひとつだけ持って行くなら?
そんな陳腐な質問、誰もが一度はされたことがあると思います。
正直人生で無人島に行くことなんてないし、何か持っていけるならキャリーバックパンッパンまで生活必需品を持って行きますよ。
ただ、なんでも持っていけるのは結局そこそこ生活できちゃうしつまらないので、わざとドMな制限をかけた時に人は何を選ぶのかを考えさせるわけです。
もちろん無人島はガス、電気、水道がないこととします(あると人来るでしょ)。
充電が切れるまでの一瞬を楽しむのならゲームやスマホでもいいのですが、普通の人なら衣食住の中から選ぶのでしょう(住だとテントか寝袋くらい?)。
ということで自分の解答は、
・5日間以内に帰れるのなら水、5日間では帰れないor一生帰れないのならメガネを持って行く
です。
単純に視力が悪いので、無人島で自給自足するなら目を確保します。なぜ5日間で分けているのかという理由は以下の通りです。
・成人では体重の60~65%が水
→60%は体重55kgとすると33kg
頭痛、呼吸困難が始まるのは水分不足10%、つまり体内水分が29.7kgとなった時点、つまり3.3kgの水が不足した時点を限界とする。
・市販ですぐ手に入る大容量ペットボトルは2L=2kg
・呼吸、皮膚による水分消費量をそれぞれ400g、600gとする。さらに一日の尿排出量を1200gとする。
→一日水分消費量2200g
→ここで、苦渋の決断として尿を全て飲むとすると1日に水1000g必要となる。
・一日水消費量1000gとすると限界の3.3kgを消費するのに3日と8時間かかる。
つまり、2日は生きられる(2Lのペットボトル水)。あと3日&8時間水無しで生きられるから、5日間で2Lペットボトル水を消費するのがよい。
以上が5日間を境界にした理由です。
普段からこんなことを考えておくといざ「はいこれからはサバイバル生活でーす!」って状況になっても少なくとも自分とその周りは生きれそうですね。
それでは皆さんさようなら。