dadadiary

吹奏楽、旅行が好き。

トゥルーマン・ショーをみたよ

小さい頃、自分以外の人は全員演技してんじゃないかと思ったことがあるわけです。

 

幼稚園のときに見たペープサートみたいな、人間型の紙に体と服を書いたペラッペラの平面が常に自分の方向を向いて立体的に見えているだけであり、しかもそれらが何時何分何秒にどこから自分の前に現れる、という計画のもとで演技しているのではないかと思っていました。

 

他人は平面であることは、相手の体に触れることで誤りであることが示されますが、自分以外の他人が演技をしている証明をするのはすごく難しいと思うんです。他人が演技をしているならこの数十年生きていて一度くらい綻びが見えるだろうし、海外旅行にも行きましたが日本語が喋れない外国人も計画に従って演技していることになります。自分以外の人が使う共通言語でもあるんですかね?

 

演技とは離れますが、似たような感覚として哲学的には哲学的ゾンビというものがあります。

Wikipediaによると哲学的ゾンビは『外面的には普通の人間と全く同じように振る舞うが、内面的な経験(現象的意識、クオリア)を全く持っていない人間』だそうです。前に述べた自分の考え、意識のある人間が共通の計画のもとで演技をしている、に対し哲学的ゾンビはそもそも意識がない人間のことを指しているんですかね。

 

1998年にピーター・ウィアー監督によってつくられたトゥルーマン・ショーという映画では、主人公のトゥルーマンが、周りの他人が演技をしているのではないかと疑い始め、その世界から脱出しようとします。

ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが、ぜひ見てください。1時間40分と短いので見やすいです。

 

この記事のタイトル、映画レビューみたいなのにほぼ体験談じゃないの!

 

会えない時のために、こんにちは、こんばんは、おやすみ! 

それじゃ!